ふるい機
篩い分け機の用途は多種多様です。
●粗粒除去(スカルピング)=材料中に含まれる少量の粗粒を除去する操作 異物除去
●分級、整粒(サイジング)=定められた粒子径を得る為の操作
●粉抜き(リファイニング)=材料中に含まれる少量の微粉を除去する操作
●主な使用工程
・原料受入れ、原料投入工程
・粉砕工程の前後
・混合工程の前後
・造粒工程の前後
・乾燥工程の前後
・充填・包装工程の前
TOKUJUは、面内ふるい、三次元ふるい、超音波ふるい、強制撹拌ふるいなど、豊富なレパートリーをご用意しています。研究室・実験用ラボ機から生産ライン用ふるい機まで、幅広くご利用いただいております。また、乾式のみでなく、湿式対応可能なふるい機もあります。
ジャイロシフター
ジャイロ運動は、網面上のどの部分をとっても安定した運動形態が保たれているため、ふるい分けに最も重要な分散・撹拌・成層の条件が確実に得られます。網面との接触時間が長いので安定した歩留まりと高精度のふるい分け効率を実現します。
円型振動ふるい
上下方向と水平方向の振動成分をあわせ持つ3次元振動を行う振動ふるい機です。優れた分散力と網通過力を兼ね備えており、細かい網目を必要とする時や分散性の悪い材料のふるい分けに最適です。さらに、他の振動形態では困難とされる湿式ふるい分けにも対応できます。材料は円形網の中央部に供給され、時計回りに拡散しながらふるい分けられます。網上品は排出口から機外に出て行きます。
ユーラススクリーン
2台の振動モーターをトラフの両側面、あるいは上部または下部に取り付け、網面に対して一定角度の直線振動を与えます。こうして、処理物は排出方向に向かって飛び跳ねながら移動し、効率良くふるい分けられます。トラフは水平で、据付式、吊下式ともに選択が可能です。
USシフター・KEKシフター
装置全体は振動せず、水平設置した円筒スクリーンの内側でパドル羽根が高速回転することによって材料の撹拌、分散と網通過力を与えるふるい機です。ふるい機に供給された材料は、羽根の回転によって円筒網の内側から網面に押さえ付けられながら旋回し、強制的に網面から押し出されます。
UXシフター
US/KEKシフターを医薬品向けにサニタリー性を重視した構造にしました。装置全体は振動せず、水平設置した円筒スクリーンの内側でパドル羽根が高速回転することによって材料の撹拌、分散と網通過力を与えるふるい機です。ふるい機に供給された材料は、羽根の回転によって円筒網の内側から網面に押さえ付けられながら旋回し、強制的に網面から押し出されます。
スイープシーブ・ミニ
標準ふるい水平旋回装置に超音波装置(スイープシーブ)を簡単セット。